制作エピソード
4年前、はじめは菊地雄大(以下YUTA)と吉田雅法(以下YO3)の2人をフューチャーして、柔軟なスタイルのYO3と言わばストロングスタイルのYUTAの真逆な2人を同じ土俵で見てもらう、両者のバトル形式のDVDを作りたいと思ってVX2000を回し始めた。。
最初の1年は2人とも時間が合えば毎週末浜松に入り、朝から夕方まで、時には夜中まで春夏秋冬変わることなく、ワントリックに思いを掛け、納得のいくメイクが出来るまでスケートボードと闘い続けていた。
2人での撮影も慣れてきたころに、もう少し他のフリースタイラーにも客演してもらいたいと言う願望も沸いてきて、当時YO3と師弟関係にあった大阪の長居公園でフリースタイルをしていた定延佑妃(以下YUKI)と、富士の中央公園で週末YUTAと滑っていた澤木洸太(以下OCT)をメンバーに加え、前作NoGimmicksには無い新しいフリースタイルDVDを製作しようと言う流れになる。
だがこの時点ではまだタイトルのCOLORは決まっていない状態で、人数が増えた事で本来のコンセプトであったバトル形式の構成が薄れてきた。
富士の中央公園には他にも各地からフリースタイラーが多く集まり、毎週末になると集まった全員が楽しみながら練習していて、その中の一人に鯉江高年(以下KOI)がいた。
KOIは愛知に住んでいる為、富士中央公園や長居公園にも頻繁に通って、YO3、YUTA、OCT、YUKIの4人とも気心の知れたスケート仲間となっていた為、4人の中和的存在の意味も込めて今回のDVDに出てもらう事となった。
この時には仮のタイトルも決まっていたが、今思えばそのタイトルに決定しなくて本当に良かったと思う。
5人がそれぞれパートを持って撮影していくと同時進行でDVDの構成もようやく固まり始め、ずっと頭の中で構想していた映像を5人の協力で撮影することが出来た。
それが今回のDVDのオープニングになっている。
それぞれスタイルの違う5人のフリースタイラーが協力して混ざり合わさる映像は、誰もが驚いてくれるに違いない。
このオープニング映像を撮り終わった事で、編集においても撮影においても、楽曲においても各ライダーの特色を出し切ろうと思い、タイトルのCOLORの5文字が決定した。
5人が持つそれぞれのスタイルや魅せ方、トリックのチョイスやラインの組み方、まさに十人十色ならぬ五人五色、タイトルとなったCOLORの意味に相応しいメンバー。
その5人の楽曲を担当してくれたのは千葉のフリースタイラーでYOUTUBEでも大人気のドネルケバブ雄(以下バブ雄)が仕事関係で知り合いの、音楽関係の仕事をされいている丸山氏と青木氏の2人。
丸山氏は自身のバンドBROOCHでも活躍していて、柔らかく時に繊細な非常に味のある音を発信している。
青木氏と丸山氏の2人に5人のサンプル映像を見てもらい、それぞれが誰のパートを担当するのか話し合ってもらい、撮影と同時進行で担当パートの各ライダーの色をイメージしながら楽曲の製作にも入ってもらった。
そして今年の一月に丸山氏にすでにライブでも披露しているBROOCHの楽曲を提供してもらい、COLORのティーザーを公開した。
それがこちら。
DVDを見ていただければ分かると思うが、実はこのティーザーで使われている映像は本編にはほとんど使われていない。
なぜなら・・・ティーザー以上にすばらしい映像が満載で、本編に収めるまでの各パートの持ち時間がなくなってしまったのが原因。
まだ見ていない人は、それも踏まえてこのティーザーを見て頂くのも、これもまた違うCOLOR(スタイル)だと認識していただきたい。
エンディングロールはブライダル映像のスペシャリストでフリースタイラーの小池氏に依頼して、全ての映像を見終わって疲れた目を癒してくれるソフトな仕上がりとなっている。
クランクインからクランクアップまで4年の長い時間がかかってしまった今回のCOLORだが、時間がかかったなりの、各自非常に見応えのあるスケーティングを惜しみなく披露しているので、是非期待して頂きたい。
ここからは今回の撮影秘話を交えてCOLORを通して伝えたい事を五人五色を交えて語ってもらう。
■今回のCOLOR製作にあたり、タイトルが後付けとなったが、自分を表現するにあたり、どんなことを意識した?
それぞれスタイルが違う五人が集まったので、自分が普段から考えていることを表現した感じです。
フリースタイルそのものが大好きなのでこれぞフリースタイルっていうものがわかってもらえればうれしいです。
■5人の中での自分のポジションは?
どのライダーをみても表現力のあるライダーだと思います。表に出ることも少ないので裏方というか何と言うか…。たまに出て周りを少し刺激!できてるかな…
■撮影で一番きつかったことはいつどんな時の撮影?
フィンガーフリップ、フロントプレッシャー、360フィンガーフリップのラインはきつかったですね。
実は一人で滑っていた時にはさくさくというかそれなりの完成度で滑れていたので。
誰もやっていないフィンガーフリップ、2014の新年会の時からできるようになったフロントプレッシャーと思い入れのある技だったので、実内心ムキになったりも。石にツマづいたときは心折れそうでしたね。
■逆に一番楽しかったことは?
どの撮影もそうですけど撮れたときの達成感はすごいですよね。
あとは自分しかやっていない技を収めたときとか。
それらがパートとして映像になった時には頑張ってよかったなと思いました。
■フリースタイルスケートボードをしていて良かったこと
正直まだまだ人口は少ないと思います。おれなんかはほぼ一人で滑ってます。そのなかでも全国に仲間がいるので、その人達のつぶやきをみたり動画を見ることで刺激がもらえてます。この仲間がいるというのは非常に大きいことだと思います。思うというか大きいです。
技術的なところだと板のコントロールはしやすくなるかなと。ウォーキングやるだけでバランスが養われてリカバリーもうまくなるし。
要するにいいことしかありません。
■このDVDを見るにあたり、どんな所を注意してみてほしい?
見すぎて夜ふかししないでください。
■他の4人の印象をそれぞれ
よっさん
おれがフリースタイルはじめる前からKOSで滑っていたのでスーパースターです。始めた当時はほんとに動画を見まくってました。今でこそ見れない環境ですが見れるならまた見たい。スーパースターであり玄人ですね。
ゆーたさん
同期、ライバルですね。彼の練習を見てると常に突っ走って、こっちもやる気になります。ゆるいキャラとは裏腹に相当熱いですね。やけどに注意です。
こいえさん
ちょっと前までぎこちない滑りだったけど気づけばめちゃくちゃうまくなってたー。スケート対する思いはよっさん譲り、練習はゆーたさん譲りって感じで、この人も熱い。
ゆきさん
フットワークはガールズ1だと思います。滑り方とキャラクターのギャップがある気がするけど、技を決めるというところでは熱いと思います。
■買ってくれた人に一言
このDVDは貸し借り厳禁です。購入を勧めてください。絶対後悔はしないはず!!
購入ありがとうございます(笑)
■今回のCOLOR製作にあたり、タイトルが後付けとなったが、自分を表現するにあたり、どんなことを意識した?
今のフリースタイルはトリックとトリックを繋いだ複合コンボ系のトリックが、新しい動きの主軸になっているような気がしていたので、あえて自分の得意なジャンルでワントリックでのインパクト、意外性をメインに考えました。
■5人の中での自分のポジションは?
撮影参加当初メンバーは、静岡2名、大阪2名で自分は、その間の愛知だったので中立的な立ち位置だと思ってました。
■撮影で一番きつかったことはいつどんな時の撮影?
色々考えましたが、きつかった事は思いつきませんでした。
しいて言うなら、撮影が終わってしまったことが寂しいです。
■逆に一番楽しかったことは?
連休の時は、大抵が撮影していたので、わいわい出来て楽しい思い出がたくさんです。
その中でも、全員集合した時の撮影は、楽しかったです。
■フリースタイルスケートボードをしていて良かったこと
今回の作品に参加できた事もそうですが、フリースタイルをやっていなかったら出会うことの無かった人たちと繋がれた事が、一番大きいです。
年齢関係なく、一緒に滑っていたら楽しめるなんて最高だと思います。
■このDVDを見るにあたり、どんな所を注意してみてほしい?
トリックも各メンバー、目指している方向が違うと思いますし乗り方も、それぞれに個性があるのでその辺りですかね。
■他の4人の印象をそれぞれ
yo3
僕のスケートに対する考え方の基盤を作ってくれた人。心の師匠的な存在。
スケートは、スタイリッシュ+癒し系。動作がカッコイイ。
YU-TAさん
普段一緒に練習することが多い、僕のモチベーションを上げてくれる人。
スケートは、アグレッシブ。威圧的な滑りと言うわけではなく見てると燃えてくる。
KO-TA
なかなか一緒にすべる機会が無いレアな存在。
スケートは、綺麗。まさにお手本のような乗り方をする優等生。
ユキちゃん
最近は、一緒に滑れていないですが、前は結構な頻度で滑っていた。努力の人。
スケートは、美しい。始めて見た時ウォーキングの美しさにびっくりした。
■買ってくれた人に一言
ありがとうございます。
このメンバーと、普段一緒に滑れない方は、始めて見るようなトリックも色々あると思います。
楽しんでもらえたら幸いです。
■今回のCOLOR製作にあたり、タイトルが後付けとなったが、自分を表現するにあたり、どんなことを意識した?
意識した部分は単純に他のメンバーがやっていないトリックを中心に選んで撮ってました。
あとは、自分が好きなことをやりましたね。好きなことばっかやってたら自然と自分らしさは出るかな?って。
得意と好きはまた別なんで撮るのに苦労したカットはありましたが・・
■5人の中での自分のポジションは?
末端ですよ。異論は認めません
■撮影で一番きつかったことはいつどんな時の撮影?
肉体的にきつかったのは真夏にyu-taと二人で撮影した時。
直射日光とアスファルトの熱のWコンボで熱中症になりました。
あとCOLORの前身”VS”の撮影時に「yu-taの勝ちだね」とBOSSに言われたこと。これは精神的にきつかった
■逆に一番楽しかったことは?
撮影時ではないですが日をまたいで撮影するときに健康ランドに泊まったこと。
なんてことないですけど、僕にとっては思い出です。
あの風呂上りに食べたカップヌードルの味は忘れない…!
■フリースタイルスケートボードをしていて良かったこと
ひとつの事を長い時間続けてきたという経験。
スケートしなければ得られなかった物は確実にあると思う。考え方、捉え方、表現方法、等々・・・。
あとはやっぱり、今一緒に滑ってくれる仲間に出会えたことじゃないですかね?
■このDVDを見るにあたり、どんな所を注意してみてほしい?
まー長い期間撮りましたからね。
4年分の自分がいるわけで、このシーンはいつ頃のか、とか。
そんな風に見るのもおもしろいかも
■他の4人の印象をそれぞれ
メガネ
こいつは僕の中で2番目に好きな滑り方なんです。
本当に上手いんで、技以外も見ごたえ有り!
鯉
この男は気が狂ってるとしか思えない。いい意味で。
スケートにおいても生き方においても強いこだわりを持ち、貫いています。必見。
yuki
弟子だからといって贔屓にするわけじゃないですけど、
ここまで綺麗に滑れる女子は珍しい。一押しはボーナストラック。
yu-ta
鉄人?いやいや、超人です。
DVDを見れば分かります。超越とは何なのかが。
■買ってくれた人に一言
ありがとうございます。
年齢的に映像作品として自分の滑りを残せるのはこれが最後になるんじゃないかと。
なので、本当は自分ができる全てを詰め込んでみたかったです。
けどそれじゃあキリがないし、纏まりもないし・・・
とかそんなこと考えながらやってました。見てもらえただけで僕は満足です。
■今回のCOLOR製作にあたり、タイトルが後付けとなったが、自分を表現するにあたり、どんなことを意識した?
タイトルの後付けもさながら、コンセプトもだんだん変わっていきましたね。当初は吉田さんとゆうたまんの2人がメインで、関西vs関東っていう話を聞いてました。なので私はプロレス(ちなみに鯉さんはレフリー)みたいなDVDの構成になるのかと思っていました。あぁ、ヒデミさん、プロレス好きやしな、納得、と。
ですから、私はこの試合に勝つためにはビューティ・ペアでなければならない。クラッシュギャルズには負けられない、このガーターマッチは譲れない、そう思っていました。私はプロレスに対してはほとんどど素人です。
この文章が使えない場合(内容が不適切、または他のみんなとの温度差がある場合)には、
本格的な撮影は初めてだったので時間もかかり、自分の今出来ることを映像に残すので精一杯でした。それでもまだあとになって「あー、あれもそういえば出来たのに撮ってなかったな」が多く、それが撮れていれば、編集にて「佑妃は素材が少ない」とさんざん言われなくてすんだのになーと思いました。他のみんなのように「こんなトリックにも挑戦して」とか「こういうのを取り入れて自分らしさを残した」というのが自分にはなかったような気がします。なので私のパートは全て編集や撮影をしてくださった方々のおかげでしか成り立っていません。苦労をおかけしました。
■5人の中での自分のポジションは?
紅一点という意味で、箸休めというか、野球チームの女マネというか、相撲部屋の女将というか、男風呂を掃除する女性従業員というカンジです。
今回のようにCOLORというテーマで、ピンク役を設けた場合のオファーは私にしかこないだろうなということです。私を使うとピンクを表現できますよ。逆にいうと私にはピンク役しかできません。の割には、今回のDVDのテーマCOLORが後付けなもんやから、撮影のしょっぱなは黒とか着てたり、結構あいまいだったりします。それはみな同じかw
■撮影で一番きつかったことはいつどんな時の撮影?
一番最初の撮影の時。緊張と焦りで吐き気がしました。もう帰りたい、帰って風呂入って寝たいって思いました。撮影現場にいた方々ごめんなさい。
でも撮影する度に楽しくなりましたこれは本当です。
■逆に一番楽しかったことは?
撮影後においしいものがたくさん食べれたことです。浜松に行ってうなぎ食べたりビール飲んだり、神戸に行ってラーメン食べたり、長居でラーメン食べたり。ごちそうさまでした。
■フリースタイルスケートボードをしていて良かったこと
競技人口が少ないから、目立てた!w
あとは、フリスタのおかげで、長居や日本、いや、世界で友達出来ました。そのおかげで、みんなで食べたご飯がおいしかったり、外出するのにネコの面倒をみてくれる友達も出来て、年下のかっこいい彼氏も出来て、かわいい子供も出来ました。フリスタを始める動機であるダイエットについては今のところ達成できてません。
■このDVDを見るにあたり、どんな所を注意してみてほしい?
みんなのパートそれぞれ見所満載なんですが、わたしが一番胸キュンしたのは吉田さんのあのトリックをしたあとの○○です。わかった方はご連絡下さい。
あとは私のパートに、風呂のフタみたいなのが出てきます。実物を見つけた方、ご連絡下さい。
■他の4人の印象をそれぞれ
コータ→イジると期待外さない。何度も砂をかけたり靴踏んだりいたずらをしたけど、ほぼ笑ってました。ドクターってのもギャップ萌えです。
鯉さん→とにかく身軽。年末に浜松で忘年会して、ノリで大阪の長居に誘ったらホントに来た。いい車乗ってると、違うなーって思いました。
ゆうたまん→雨の日に半裸で逆立ち練習をしてるという、ドラゴンボールみたいな修行するすげーヤツだオラびっくりしたぞって思いました。
吉田さん→安定の吉田さんです。間違いない、吉田が滑れば大丈夫。「吉田さんには隠れファンがたくさんいる」と言ったら『隠れなくていい』と真剣に言っていました。
スケート以外で回答してみました。
■買ってくれた人に一言
youtubeでなんでもみれちゃうこの世の中です。DVDをわざわざ買ってくださるなんて感謝しかありません。これはもう特典としてサインとか握手券とかマンションとか付けるしかありませんね。ヒデミさんに相談しておきます。
■今回のCOLOR製作にあたり、タイトルが後付けとなったが、自分を表現するにあたり、どんなことを意識した?
自分を表現することにあえて意識したポイントはありませんが、強いて言うなら
「出来るけど嫌いなトリックは収録しない! 」こと。
■5人の中での自分のポジションは?
一言で言うと「体当たり」担当。
一番体張れるのは僕!!
一番体張らないといけないのも僕!!
スキルやトリックバリエーションの弱点を補うためにも。。
■撮影で一番きつかったことはいつどんな時の撮影?
わざわざHidemiさんを富士まで呼び出しての fs720の撮影。
前回半日掛けて収穫ゼロの後の撮影になったのもあり精神的プレッシャーが半端ない。さらに高難易度&大ダメージtrickなので短期勝負だった。
右手も治療中だったので、地面に着く度にとても痛かったのを覚えてます。
■逆に一番楽しかったことは?
オープニングの全員で1カット撮影。
「個」のカテゴリー故に、目的を共有した時の「一体感」が新鮮で僕好みなので。ただでさえ5人揃うのも難しい状況だったから余計楽しい一時でしたね!!
■フリースタイルスケートボードをしていて良かったこと
ストリートに比べまだまだ小規模でマイナー、マニアックなカテゴリー。
でもそのぶん、年代的な繋がりが濃く太い。そして師弟関係などの繋がりもはっきりしている。その事もあってか、僕にも師弟両方が出来たことが嬉しいです。
そういう関係を築けた事だけで十分スケートをしている価値はあったと思う。
あとはcasper manになれた事。
■このDVDを見るにあたり、どんな所を注意してみてほしい?
トリックももちろんそうですが、他にも見どころはたくさん。
それぞれの性格、skateに対する姿勢がよく表現されちゃってます!
トリック構成&チョイス、種類、そしてそれぞれがリクエストした音楽も個々のcolorを表現する大事な要素なので気にしてみて下さ~い。
■他の4人の印象をそれぞれ
KO-TA
目の付け所がやっぱりマニアック。
スキルも加わり・・・やっぱすげぇわmy Rival。。。
鯉
撮影環境下で5人の中で最も進化した。
注意してみると撮影時期が解るほど急激進化!
YO3
トリックの多さと幅広さは流石っ!!
練習参考に観るならやっぱりYO3が一番参考になる。
しっかりと持ちトリックを1~2ランク昇華させてる。
隙がないな~・・・。
ユキ
女性にしかできない美しい滑りがカッコ旨い!
想像以上に回しトリックが多くてびっくりでしたw
編集も加わり不覚にも「可愛さ」も感じてしまった・・・
■買ってくれた人に一言
練習の参考に、newトリック開発に、モチベUPに、、、何かのお役に立てるのなら本望です。
有難う御座いました!
本当に五人五色の回答で、今回のコンセプトであるスタイルの違いをはっきりと思わせる内容となった。
最後に今回のDVDのプロデュースサイドからそれぞれに感想を言わせてもらう。
■OCT
撮影開始当初から来れば必ず1個か2個の映像を残していたが、途中から撮影時間がなかなか作れずクランクアップに一番間に合いそうもなかったOCT。
見た事もないトリックを撮影でき、それを世の中に発信できる事が何よりも嬉しい。
お疲れ様。
■鯉
当初はまだフリースタイラーとしては半人前だった印象だが、撮影が進むにつれて、自分の特色を全力で活かせてきたと思う。
そのお陰でスキルアップにも繋がりメンタルの強さも覚えたのではないだろうか。
お疲れ様。
■YO3
前作から人生2度目のフルパートで、やれるトリックは全て収めるくらいの意気込みでかなり気合が入っていたYO3。
おそらくYO3との撮影時間が5人の中でもダントツに長い印象で、一つ一つ見返すと、カメラマンなりの思い入れがある。
お疲れ様。
■YUKI
途中、想定外の離脱で完走までは出来なかったが、その分、彼がCOLORを見て理解出来た時に話をしてみるのもいいかと。
YUKIのウォーキングをもっともっと色んな場所で撮って、その綺麗さをアピールしたかったが、それはまた次回。
お疲れ様。
■YUTA
追い撮りの大変さを改めて知らされたYUTAのスピード。
そのスピードがあったからトリを任せられたのだと思う。
フリースタイルスケートボードがガチンコ格闘技に見えたのは初めてだった。
お疲れ様。
赤、緑、グレー、ピンク、青のそれぞれが混ざり合えば色んな色に変化する。
その色を自分の物にしたり共有したりして、お互いのスケートスキルをアップさせながら撮りためた52分間の超大作「COLOR」。
52分間を見終わった時に、あなたは何色に変化しているのだろうか?
そして、その色を今後のフリースタイルでもっともっと自分色に染めて滑り続けて頂きたい。
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